山梨県北杜市白州町。その豊かな自然と南アルプスの麓に広がる大自然と共生していることから「森の蒸溜所」と称されるサントリー白州蒸溜所。

その敷地内にあるウイスキー博物館の壁面パネルビジュアルを制作いたしました。ウイスキーを歴史・人物・道具・広告戦略など、様々な視点からとらえた世界でも珍しいウイスキー専門の博物館で、1階はシングルモルトウイスキー「白州」誕生の歴史や、蒸溜所の造りへのこだわり、豊かな水と広大な森を守るサントリーの環境活動などを展示、2階から3階にかけては、醸造や蒸溜の神秘をはじめ、世界のウイスキー文化についての展示を楽しむことができ、最上階の展望台からは、八ヶ岳や南アルプスなどの雄峰をはじめ、眼下には白州蒸溜所の広大な森が眺望できます。

弊社はビジュアル制作にあたり、ピートや発酵・蒸溜の工程を学び、原酒のテイスティング講習に参加するという体験を通したうえで今回の制作に携わりました。深奥な白州の森の空気感と、鳥たちの囀りが聞こえてくるような空気感を大切にレタッチをしています。